会議のあとに録音を聞き返して、議事録を清書する。この作業には、思った以上に時間がかかります。マツシマAIラボでは、その時間を減らすための iPhone・iPad アプリ「Minutes」を作りました。近日、App Store で公開します。
なぜ作ったの?
議事録づくりを AI に任せられたら楽になります。ただ、会議の録音には社外に出したくない話も入っています。録音をそのまま外のサービスに上げるのは不安、という方も多いはずです。
そこで、手元の iPhone の中だけで、録音から議事録まで作れる道具を目指しました。
何ができるの?
- 会議を録音する(画面を消しても、ほかのアプリを使っていても続きます)
- 話した人ごとに分けて、文字にする
- 要約・決まったこと・ToDo をまとめた議事録を作る
- 会議の中身について AI に質問する
- 翻訳や、iPhone と iPad の間の同期(iCloud)
本当に端末の中だけで動くの?
はい。初めの設定の「端末内(オンデバイス)」モードでは、文字起こしも議事録づくりも iPhone の中で行います。無料で、電波の届かない場所でも使えて、アカウントの登録もいりません。議事録を端末の中で作るには、Apple Intelligence に対応した端末が必要です(対応していない端末でも、文字起こしまでは端末の中でできます)。
もっと精度を上げたいときは、ご自身の API キーで、クラウドの AI を選ぶこともできます。そのときも、データは選んだサービスへ直接届き、開発者のサーバーは通りません。
作るときに気をつけたことは?
いちばん気をつけたのは「録音を失わないこと」です。会議は二度とやり直せません。アプリが途中で閉じても、そこまでの録音は残るようにしました。AI の会社のエラーや通信のエラーが起きても音声はそのまま残り、原因を直せば止まったところから続けられます。
もうひとつは、AI の結果をうのみにしないことです。AI の議事録には誤りが含まれることがあります。大切な内容は、元の音声や文字起こしで確かめられるようにしています。
いつ使えるの?
いま App Store に公開する準備をしています。対応するのは iOS 26 以降の iPhone・iPad です。くわしくは Minutes のページをご覧ください。ほかのアプリは自作アプリのページにまとめていきます。
「この作業、手元の AI でできないかな」という困りごとがあれば、無料相談でお聞かせください。